宿命

  • 2017.03.16 Thursday
  • 11:05

 

”還暦を過ぎ、興作はますます体の衰えを感じるようになっていた。特に、両膝の痛みが年を経るごとに増していった。だんだんと歩くのも辛くなってきた。若い頃はあれほど走り回り、山原の山道も毎日歩いていたのに・・・。そう思うと、老いていくのが悔しかった。体は衰えても技を伝えることはできる。興作は、死ぬまで手の指導を続けるつもりだった。” 

 

上記の文は、今朝の「武士マチムラ」(今野敏作、琉球新報にて連載中)からの抜粋である。

 

 

 

20160727_729539.jpg

(「沖縄空手七人の侍」外間哲弘著・山里秀太画、琉球新報社)より

 

 

 

古今東西、武道を嗜む者にとって、一番の難題はまさに歳をとり体力が衰えていくことにある。勿論、武道に関わりの無い者にとっても歳をとることが大変なことには違いない。

 

が、やはり、己の身体を駆使し動き回ってナンボの武道家にとっては、彼ら以上に切実な問題である。如何に体力運動能力を維持していくか、衰えていく筋力体力機動力を少しでも遅らせていくか、実に切実な問題課題なのだ。

 

 

上述の”武士マチムラ”では、膝の痛みを嘆いている。思うに、空手家格闘家には、この膝のトラブルが一番多いのではないだろうか。膝にはじまり腰、肘や肩足首の関節など。

 

 

若い時は、鍛錬・稽古時や試合などで結構無茶をする。己の身体を酷使する。

 

 

空手に関わる者は、各人それぞれの空手への価値観、目的目指すものがある。各人各様である。

 

 

沖縄空手の先人達は、どの流派であろうと「型」を最重要視してきた。私自身、歳を重ねるほどに、型への思い入れは益々強くなっている。

 

 

 

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