個性を生かしてこそ大きな和が生まれる

  • 2014.05.16 Friday
  • 19:58


「良工が材を用いる、その木を屈せずして厦(か)を構う聖君の人を使う、その性を奪わずして所を得しむ」


優れた宮大工というのは、樹齢千年の木を使えば千年もつ寺社を建てるそうです。木のもつ個性や育ち方を見極め、クセや特徴に合わせた使い方をするからです。

「その木を屈せずして厦(か)を構う」とは、それぞれの木の個性を生かしながら、まさに「適材適所」によって大きな家(厦)を建てるということ。

同じように「良き指導者が人を用いる時は、個性を奪うことなく、能力や性格に応じた最適な持ち場を与える」と空海は言っています。

企業や組織でも、野球やサッカーなどの競技でも同じでしょう。原文の「聖君」をリーダーや監督と置き換えてみれば、そのまま人材活用や指導者の心得として使えます。

人それぞれ個性や能力の違いがあり、先頭にたって仲間を引っぱるのに適した人もいれば、地味な役割を淡々とこなすのが向いている人もいます。

それぞれの個性を互いに生かし尊重し合うことで、人は生き生きと力を発揮し、組織にも「和」が生まれます。その「和」がバラバラの個人の力ではできない大きな結果を生むのです。


「空海 黄金の言葉」(宮下真 著)より転載


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町道場の道場主の今日の己への戒め。







 
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