温故知新

  • 2018.02.06 Tuesday
  • 09:30

 

今日、紹介するのは2013年8月に一度掲載したものの再掲です。「第一回沖縄空手国際大会」の開催にあたり、少し沖縄空手について「お浚い(おさらい)」してみましょうか。

 

 

・・・・・・・・・・・


「最近は本を読まなくなった」なんて書いたのが前回17日です。が、そう書いた矢先の翌日夕方頃(要するに昨日のこと)から何故か無性に読みたくなったのです。読みたくなったんだから仕様がない。(^_^;)


丁度、「全沖縄空手道連盟」の全6回の審判講習を終え、認定試験も無事クリアーしたこともあったのでしょうか。


これまで、空手、武術(合気道・少林寺拳法・中国拳法等)や格闘技関係はテクニックや技術書のようなものもかなり持ってはいるのですが、原点に帰って、沖縄の手(ティー)の成り立ちや著名な先人達を描写したようなものをじっくり読み返してみようかなと思ったわけです。


で、先ず手に取ったのがこの本。9名の沖縄空手界の長老がたを紹介しています。



沖縄空手巨星たち.JPG
(著者は沖縄県空手道連合会の役員、元新聞社勤務。発行は2003年、購入したのは2005年)



歳を重ね己が道場主になった今読み返してみると、八年前に読んだ時には気づかなかった部分がたくさんあり感慨深いものがあります。


是まではどちらかというと自分が剛柔流なので、余り他流派のことにはそれ程の興味はもちませんでしたが、やはり齢のせいでしょうか、道場を構えたせいでしょうか。もっと知りたいという気持ちが抑えられません。(幸いにして、数か月前に他流派含めた同好会の立ち上げがあり、月一会合を持っている)



沖縄の空手の先人達もそうだが、ここに登場する方々もやはり戦(いくさ)に翻弄された人生を歩んでいる。



  ◇


さて、ちょっと長くなりますが、著者の「あとがき」から抜粋紹介します。

 

”加えて、戦前戦後沖縄空手の黄金時代を築いてきた流祖世代はすでにこの世を去り、いままたその「直伝世代」も、はや晩年期にあります。

・・・・・・沖縄が空手発祥の地としてこれまで大きな発信力をもってきたのは、かの伝説上の達人たちから直接指導を受けた「直伝世代」がそのオーラで世界を覆い包んで来たからであると言えます。その事実を深く考慮するとき、私たちに残された時間はそれほど多くないことを痛切に受け止めなければなりません。 

これは空手の量的拡大とか、国際機関がどうのということなどより以上に沖縄伝統空手にとって肝心な事柄であり、緊急な対応が迫られている問題であると思います。

それには先ず、直伝世代がいかなる教えを受け、又いかなる空手哲学を修得したのか、その実像を次の世代に伝える手立てが必須であると思われます。

というのは本書が紹介する「直伝世代」のさりげない一言や一挙手一投足、あるいは実際の演武そのものに、必ずや「沖縄の空手の技と魂」の真髄が宿っていようからです。”



   ◇


我々沖縄の現役世代に課された責務。如何に伝統を受け継いでいくか。そして如何に次世代に伝えていくか。書籍発行時、存命されていた長老の方数名その後亡くなられています。


壁は厚く高い。



 

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