うちなーぐち あまいち くまいち

  • 2019.12.25 Wednesday
  • 18:50

 

昨日は12月24日、クリスマスイブ。

 

12月のこの時期、日中は暖かくて「クリスマス気分」もでないなあ・・・なんて思っていたんですが。

 

沖縄タイムス 12/25)

 

 

 

 

閑話休題;

 

 

私は道場の子供たちに時々、簡単な「うちなーぐち」を教えています。

 

 

例えば、数の数え方。

 

日本語のいち、に、さん、し・・・は、てぃーち、たーち、みーち、ゆーち、いちち、むーち、ななち、やーち、くくぬち、とぅー、となります。

 

ところが、十一や十二以降は実はよくわからなかったのです。

 

 

幸いというか、先日参加した講座で教えて頂きました。

 

じゅういち(とぅー てぃーち)

じゅうに(とぅー たーち)

じゅうさん(とぅー みーち)

じゅうく(とぅー くくぬち)

 

で、にじゅうは(にじゅう)さんじゅうは(さんじゅう)となるようです。

 

 

でもね、私は思ったのです。「えっ? 十一が とうー てぃーち?」

 

で、講師の先生に聞いたのです。「とぅー とぅ てぃーち ではありませんか?」

 

講師の先生はそうではないというのです。(内心、合点はいかなかったが、そこはそれ、笑顔で「ありがとうございました。」)

 

とうー てぃーち、とうー たーちの言い方だと、10がひとつで10、10がふたつで20ではないかと、思うのです。

 

 

 

 

で、ネットチェックしてみたのですが、あまりヒットしなかったですね。

 

沖縄語・方言〜ウチナーグチ〜

沖縄方言で11、12などを何と言うか

 

・・・でしょう? (^_^;)

 

 

 

 

日本語の「ひとつ、ふたつ・・・」でも十一以降は「じゅういち、じゅうに・・・」といっています。

 

我が”うちなーぐち”もそれでいいと思うのです。

 

言葉は生き物です。多くの人に使用されてはじめて生きるのです。生きていくのです。

 

 

たとえば、昔々の鎌倉時代のことばは、現代では殆ど死語になっているはずです。であるなら、「うちなーぐち」もその必要性が多くのウチナーンチュに共有されなければ、やはり同じ運命をたどるでしょう。

 

 

 

 

何を言いたいのか良く分からない今日のブログ記事。

 

ハイ、「あまいち くまいち」でした。

 

 

 

方言札とその歴史的背景

  • 2019.12.21 Saturday
  • 20:01

 

 

■ 沖縄はなぜ「うちなーぐち」を撲滅しようとしたか。

 

1609年(慶長14年)3月4日、島津家久は樺山久發鯀軋臂とし、約三千の兵と80余艘の軍船を差し向ける。4月1日には王都首里城に達す。尚寧王は開城し、和睦を申し入れ、琉球は薩摩藩の支配下に置かれる。4月4日、尚寧王、首里城を明け渡す。

 

琉球王国は幕藩体制に組み込まれながら、中国とは冊封の関係を維持しつつ1868年の明治を迎える。

 

1872年(明治5年)に琉球藩となり、1879年(明治12年)沖縄県となる。これを廃藩置県または琉球処分と云い、500年にわたる琉球王国歴史は終焉する。

 

翌1880年、明治政府は沖縄に小学校、中学校、師範学校を設置。本土と同じ共通語を修得させるため、「沖縄対話」の会話教本を出版。方言取締令を出して、方言の矯正と標準語の強制をする。

 

1895年(明治28年)、日清戦争で日本の勝利により、琉球人も次第に日本人同化の風潮が流れる。日露戦争後、1898年(明治31年)に徴兵制が施行されると「沖縄人は日本人である」と考えた沖縄の有識者たちは、先導して学校教育における標準語励行を推進する。

 

明治末から沖縄の学校で標準語励行を強制する為に罰の方法として「方言札」がある。「標準語励行運動」は、「標準語撲滅運動」へと変化し、沖縄文化への蔑視を生む。1940年(昭和15年)、に「方言論争事件」が起きた。この「標準語励行運動」は、地域によっては第二次大戦後の昭和30年頃まで行われた。(※ 参照:「方言論争事件」

 

日常生活の中に標準語が浸透していき、1950年代末の調査では、約半数の中学生が日常生活にも「うちなーぐち」を使わないと答え、それ以降、日常言語の共通語化が進んでいった。

 

(「しまくとぅば講座」12/20&21日の資料から。小禄南公民館にて、講師:上地和夫先生)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しまくとぅば・・娘の為に

  • 2019.12.17 Tuesday
  • 11:03

 

 

(沖縄タイムス 12/17)

 

 

 

因みに文中に登場する「お笑い芸人・じゅん選手」です。

 

 

 

他府県の子が”しまくとぅば”を・・・

 

有難いし、こころ暖まるニュースです。

 

しまくとぅば(うちなーぐち)の普及には、沖縄のお笑い芸人の方々の活躍も一役かっているのですね。

 

 

習い事や趣味を続けるには、いろんな方法がありますが、「楽しい、面白い」というのもキーワードのひとつだと思います。

 

 

うちなーぐちと沖縄空手

  • 2019.11.17 Sunday
  • 17:45

 

空手のハナシは楽しい。

 

同輩、後輩、弟子であれ、或いは先輩方であれ。

 

空手のハナシはとても楽しい。

 

 

しかし、歳を重ねたせいなのかどうか知らないが、同じ空手のハナシでも、先輩方からうちなーぐちで聞くことは、より楽しいものだ。うちなーぐちそのものが内包している柔らかさというか、大らかさというか、ゆったりした語り口が何とも言えない。

 

うちなーぐちプラス空手のハナシだ。

 

 

もっともっと私が若い頃にこの気持ちがあれば良かった、とつくづく思う。何となれば、私自身がななじゅう一歩手前になってしまっているし、それほど多くのうちなー空手の先輩方や先生方を私は知らない。

 

 

・・・いやいや、実は多くの先輩方が「うちなーぐち」は意外と使ってなかったのだ。通常の会話でも宴会などでも、一昔まえはみな「日本語」だった。(但し、上地流のU氏だけは別格である。同年であるが、通常の会話でも”むる うちなーぐち” だった。)

 

 

思うに、ここ数年の傾向は「沖縄の伝統空手への誇りや自信」は勿論だが、「沖縄が抱えている社会的状況」と「アイデンティティ認識への目覚め」ではないかと勝手に思っている。

 

 

uchinaguchi (5).jpg  uchinaguchi (1).jpg

 

 

uchinaguchi (2).jpg  uchinaguchi (4).jpg 

 

 

uchinaguchi (3).jpg

 

以上、日頃お世話になっている書籍。

 

 

 

うちなーぐち独特の発声法・・声門閉鎖音

  • 2019.08.04 Sunday
  • 19:08

 

 

 

 

 

動画で紹介された比嘉さんの本です。

 

 

 

私も持っております。

 

なお、本書の音声が書籍内で紹介されているウェブサイトからダウンロードできます。

 

 

 

沖縄語教養講座第2回 行ってきました(その2)

  • 2019.08.01 Thursday
  • 10:01

 

さて、今日は前日7/28の続きです。

 

 

 それでね、 このカラスだけど すごく 頭の良い鳥である事は よく知られているけど、親孝行者とは、多くの人達は しらないんだよね。

 

「やくとぅ くぬ がらさーやしが じこー ちぶるぬ ゆたさる とぅいんでいち ゆー しらっとーしが うやこーこーむん でぃしぇー あまたぬちゅぬちゃーや しらんどうやー。」

 

 

カラスはね、年をとると 羽が抜け落ちて もう飛べなくなり、自分では 食べ物が 取れなくなると、子供たちが食べ物を取ってきて くれるんだって。

 

「がらさーやよー とぅしゆいねー はにが ぬぎうてぃてぃ なー とぅびうーさんなてぃ どぅくろーしぇー かみむのー とぅいうーさんないくとぅ くゎぬちゃーが かみむん とぅってぃっち うやぎーんでぃ。」

 

 

これは ほかの鳥たちには みあたらないんだってさ。だから わたし達は 人間として生まれて カラスなんかに負けては いけないよね。

 

「くれー ふかぬ とぅいかいんや ねーらんくとぅやいびーん やくとぅ わったーや にんじんとぅし うまりてぃ がらさーんかい まきてー ないびらんどーやー。」

 

 

 

 

 

さて、うちなーぐちを分かる人は(聞くこと&話すこと)、自分で発音発声する事ができるでしょうが、そうでない人には ”イマイチ” ”ピンッ” とこないはずです。

 

やはり言葉は、”音”として”音声”として聞いて初めて体感し、合点がいくのではないでしょうか。

 

 

 

私のうちなーぐちの先生は主に”書籍”と”インターネット”ですが、何と、このうちなーぐち民話を、YouTube で見つけてしまいました。それも、同じ講師の国吉さんが朗読しているのです。(3年前のものなので、当の先生がお忘れだったのか知る由もないが、講座ではこの動画についての言及はなかった。)

 

 

我々のグループが翻訳したものとは、単語や言い回しが多少違いますが、特に問題はないと思います。どうぞ、ご視聴あれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄語教養講座第2回 行ってきました

  • 2019.07.28 Sunday
  • 17:22

 

 

(沖縄県立博物館・美術館)

 

「NPO法人沖縄語普及協議会」主催の講座第2回が昨日27日にあった。

 

 

今回のテーマは「カラスは親孝行者」という民話を「うちなーぐちに翻訳」したらどうなるか。(^_^;)

 

 

(講師は国吉朝政さん)

 

 

6グループに分け作業することになった。

 

与えられた時間は1時間。その後、各グループから代表で発表。

 

幸いなことに、私のグループ(5人)には70代でうちなーぐちの達者な男性がいた。(後で紹介されたが、何と”北谷FMニライ放送局”で番組をもってるそうな・・・)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「カラスは親孝行者」

 

 みんなは、からだがまっ黒で、カーカーとないている、あのカラスを、どう 思っているのかなー。

 

メジロ、ウグイス、ハト、などとちがって、ちょっとは 気持ちが わるいなーと 思っているんでしょう。

 

でもね、わたしたちの回りでは、表面(うわべ)だけみては、分からないことが たくさん あるんだよ。

 

 それでね、 このカラスだけど すごく 頭の良い鳥である事は よく知られているけど、親孝行者とは、多くの人達は しらないんだよね。

 

カラスはね、年をとると 羽が抜け落ちて もう飛べなくなり、自分では 食べ物が 取れなくなると、子供たちが食べ物を取ってきて くれるんだって。

 

これは ほかの鳥たちには みあたらないんだってさ。だから わたし達は 人間として生まれて カラスなんかに負けては いけないよね。

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

,鉢◆二つに分け、今日は,鮠匆陲靴茲Α

 

勿論、我々のグループの翻訳のみが正解ではない。言い回しは幾らでもあることは当然である。

 

 

「がらさーや うやこーこーむん」

 

っんなや どぅーが まっくーるし ガーガー あびぃてぃ なちょーる あぬ がらさーぬくとぅ ちゃーし うむとーがやー。

 

そーみなー、をぅぐいし、ほーとぅ、などぅとぅ ちがてぃ うふぇー くくるむちが わっさんでぃ うむとーらはぢどーやー。

 

やしが、 わったー すばひらをぅてぇー うわーびびけーん んーちぇー わからんくとぅが だてーん あんどーやー。

 

 

※ こう書くと簡単そうだが、いやいや 実際は あーでもない こーでもないと けっこう 苦労したのだ。 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

今日はここまでにします。続きは次回に。

 

みなさんも トライしてみて下さい。そして 次回 比べてみましょう。^_^;

 

 

 

 

 

お昼は会場隣りの「サンエー那覇メインプレイス」の「タリーズコーヒー」で軽くすませたので、帰り道、そば屋さんで。。。

 

 

 

 

 

行ってきました「第12回沖縄語教養講座」

  • 2019.07.20 Saturday
  • 18:19

 

先ずは、「うちなーぐちの普及に向けて思うこと(7/5)」をご覧ください。

 

 

 

講座会場が県立博物館美術館なので、気になったのが同会場で開催されている「ジブリの大博覧会」だった。

 

子供たちの夏休みも始まり、「こりゃあ 駐車がやばいな〜」と。^^;

 

 

 

講座開始は午後2時からだったが、混雑を予想して1時前には家を出た。予想に反して会場には30分もかからなかったし、博物館美術館でもタイミングよく駐車できた。^_^;

 

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・・で、肝心の講座の写真はこれ1枚。

 

やはり受講生の2/3ぐらいは女性で、男性含め若い人は数える程度。

 

講座は全10回で最終は来年の1月。

 

講座のハナシは次回から・・です。m(__)m

 

 

うちなーぐち(しまくとぅば)の普及に向けて思うこと

  • 2019.07.05 Friday
  • 18:05

 

 

 

 

 

団塊世代の我々が小学校の頃まで、かの悪名高き「方言札」は使われていた。

 

ウチナーグチは方言であり、東京を中心にした標準語より劣ったものであると。だから使ってはならないと先生がたが率先して「標準語」使え運動を展開していた。

 

お蔭さまで(?)、私は見事に順応してしまい現在に至っている。まったく我ながら忸怩たる思いである。

(-_-;)

 

 

自分が使っている言葉に対してネガティブな感情を抱くということは、うまりじまウチナーや自分自身に対してネガティブ感情、劣等感を戴くことに繋がる。

 

 

 

さて、普及に必要な事は学校で採り上げること、指導する講師を育成すること、県や各自治体がバックアップすること、だと個人的には思う。もひとつ付け加えるなら、沖縄空手、琉球舞踊、エイサー、サンシンなど沖縄の伝統芸能の普及に貢献しているように塾や団体が組織化活性化されること。

 

 

 

ところで、現実的な問題課題として気になるのが、一口にうちなーぐち(しまくとぅば)といっても、地域によっては随分の違いがある。さらに、ここ那覇を例にとっても、首里言葉(武士階級)と那覇言葉(一般)との違いがあること、敬語やら謙譲語やらとかがある。

 

それと、書き言葉の問題がある。表記をどうするのか。ひらがな、カタカナ、漢字交じり、ローマ字交じりなどなど。うちなーぐちの発声には日本語にはない声門閉鎖音などの独特の発声がある。汗

 

 

兎にも角にも、早急な教材造りが望まれると思う。

 

 

 

沖縄県に「しまくとぅば振興課」を!!

  • 2019.06.17 Monday
  • 10:55

 

 

(沖縄タイムス 6/16)

 

 

団塊世代の我々でさえ、聞くのは兎も角として、流暢に、しまくとぅば(うちなーぐち)を話せる人は少ないと思う。

 

小生の小学高学年まで確かに「方言札」は存在していた。

 

 

げに、「教育の力」は恐ろしい。

 

 

となれば、やはり「しまくとぅば(うちなーぐち)」の復権も、「教育の力」を借りるのが一番だ

 

 

 

また、確かに、行政と民間団体との橋渡しとなるような「しまくとぅば振興課」の設置提言は妙案だと思う。

 

 

緊急に、金と労力を注ぎ、そこまで踏み込まないと、しまくとぅばの復権回復は望むべくもない。

 

 

 

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