首里城へ行ってきました。
- 2020.11.07 Saturday
- 19:44
JUGEMテーマ:社会の出来事
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、実は首里城のあったこの地にはかつて「琉球民政府立・琉球大学」があったのです。丁度小生が生れた年1950年に開学しています。(ということは今年創立70年になるのですね。)
そして小生はこの大学にまるまる5年ほど在籍していました。入学するのに同輩に一年遅れ、更に休学の為、卒業するのに一年遅れてしまった大学。
小生が入学した1970年というのは、その前年に「東大安田講堂事件」や「内ゲバ」等、大学紛争の真っ只中でした。我が沖縄に於いても大学に入学はしたものの、学生がバリケード築き、授業どころではなかったのです。
想像できますか? 学内で日常的に教授たちが学生につるし上げられていたんですよ。内ゲバで死人も出たんです。たまたまの授業中にヘルメットにマスク、手にバットを持った学生たちが教授や他セクトの学生をつるし上げていたんですよ。
講堂の屋上からブロック片は落ちてくるは、警官隊と学生運動家との小競り合いはあるは・・・。(小生はノンポリでした。)
我々の世代はそういう時(とき)を生きてきたのです。
今現在、新型コロナウイルス感染症の流行で、多くの大学がオンライン授業を実施し、対面授業が行われておりません。状況が全く同じだとは言いませんが、今の大学生の気持ち(フラストレーション)には共感します。
縁とは不思議なもので、その後、小生が34年もの間お世話になる「沖縄キリスト教短期大学」が隣接地にあったのです。(1989年に西原町に移転、その後、大学と大学院を併設。)
ほんとに縁とは不思議なもので、今のカミさんもそこで知り合ったのですから・・・。
首里城が復元された翌年の1993年の写真です。上の子が小学高学年、一番下の次男坊が生れてまだ5カ月ほどです。